ゆっくり山マイマイでは、2018年春に開催させていただいたクラウドファンディングを無事に達成することが出来ました。ご支援、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングの200%の数字はとてもありがたいものでした。達成金額から手数料などを引いたまとまった額が2000個近くのバッジの生産と発送に役立ち、活動の大きな助けとなりました。
そして、SNSやメディア、皆さまのご協力により、すくすくと大きな広がりをはじめ、活動から1年を待たずして5000個以上のゆっくり山マイマイが山を愛する人の元へ渡ってゆきました。予想以上の数字と反響で驚いています。これは、街中でむやみにまいたわけではなく、山を愛する人、このしるしを必要としている人たちのところへ飛んで行ってくれた数です。
このしるしを山のおともにしてくれる人がどんどん増えている。ゆっくり山マイマイが大きな広がりを持ってくれはじめている、そのため、現在、ご支援募集のお願いをさせていただいております。
このしるしを必要としている人へ届けたい
病気や体のトラブルの方が山を諦めずに、山も生きることにも希望を持ってもらうため、そして、ご高齢の方、家族連れの方、他ゆっくり歩きたい人が、少しでも安心して登山道を行き交うことが出来るように願うものです。まずは、ひとりでも多くの方へこの活動を知っていただきたい、このしるしを届けたい。
そして、ゆっくりでない方へも、この活動を広く知っていただきたい。
山は速い人だけじゃないと知ることができた
先日、トレランが趣味の方とお話をする機会がありました。ゆっくり山マイマイのこと、みんなの声を見て、
「山は速い人だけじゃないときちんと知ることができ、目からウロコでした。」と言われ
活動をしていてよかったと感じました。
なぜなら、私もそうだったからです。
自分が、がんになってはじめて、登山道にいろんな人がいる、ゆっくり歩きたい人がいることを深く感じることになりました。
山を登る気持ちは人それぞれ
私は、がんの闘病で、永遠に健康で生き続けることは難しいこと「いのちの時間」を実感しました。
そして、術後の登山で「また、山へ登れてよかった!」と心から感じ「生きている時間」の大切さを実感しました。
しかし、私ががんになっていなければ、その気持ちは味わうことはなかったものです。
がんになっていなかったら、山をガシガシ元気に歩き、ゆっくり歩きたい人の気持ちや不安をこれほど、真剣に考えることはなかったでしょう。
同じ一つの山でも、ピークハント、山ごはん、リハビリ、のんびりリフレッシュ、トレラン、カメラ、テント泊、野鳥や植物観察等、登る人の目的や気持ちはそれぞれ。
だから、無理をせずに、自分の山頂は自分で決めればいい
でも、近年、速く歩きたい、トレラン、タイムを縮めたい。そんなスタイルの人が増えている。
だからこそ、この活動をいろんな人に幅広く知ってほしい。
そのために、今後も、山を愛するすべての人、ゆっくりの人、そうでない人にも優しい気持ちと笑顔の花がひとつでも多く増えますよう、更なる普及、活動のために、皆さまからのご支援を募集させていただいております。
皆さまの思いやりとご支援をつなげていくために
ほんの少しのご支援でもとてもありがたいです。
そして、皆さまからのそのご支援が、このしるしを必要とする他の方へとつながり、誰かの素敵な山時間と安心が生まれたり、誰かの希望や応援になってゆきます。
山道が、山頂や小屋へつながっているように
誰かの優しさが、誰かの希望につながる
ゆっくり山マイマイはご支援の輪を、皆さまの優しい気持ちと思いやりをつなげ続けていきたいと心から願っております。
皆さまからの温かいご支援を募集しております。活動継続のため、どうぞよろしくお願いいたします。
山にひとつでも多く、笑顔の花が咲きますように